生成AI時代のライティングの在り方と記事制作に必要な経営者の視点
コンテンツマーケティング成功のポイントは経営者にあり
Webライティングで生成AIが使われる新時代の到来
日本AIライティング協会の設立と健全な発展に向けて
ChatGTPなどの生成AIを活用して自動で文章を生成する「AIライティング」。現在、国内外で普及してきており、生成AIで創出されたコンテンツをブログやSNSなどで公開しているケースも増えてきました。
AIライティングによって、テキストコンテンツを短時間で大量生産できるようになりつつあります。しかし、生成AIは情報の正確性が完全には保証されておらず、著作権トラブルのような倫理基準の課題も残ったままです。このような問題が続いてしまうと、インターネット上のコンテンツの信頼性が損なわれる可能性があります。また、生成AIの普及は、Webライティングに携わる人たちが仕事を失う原因にもなりかねません。
こうした課題に対応するため、2024年4月23日、PXC 代表取締役 菅野健一をはじめ、PXC取締役でありライター組合代表の佐々木ゴウ、Webライターラボ 代表 中村昌弘氏ら3人が発起人となり「日本A Iライティング協会(JAIWA)」を設立しました。本協会では「AIライティングの新たな規範の樹立」と「Webライターと生成AIが共存共栄できる未来の探究」を目的に活動します。具体的な活動として、AIライティングに関する研修やセミナーの開催、研究およびコンテンツの開発などを実施する予定です。
PXCは、この協会の理念に賛同し協会の活動を支援しつつ、今後のAIライティングの健全な発展と企業のコンテンツマーケティング促進に寄与していきます。
OpenAIが最新AIモデル「GPT-4o」を発表
飛躍的に向上した画像認識力の活用法とは
2024年5月、生成AIツールChatGPTを提供しているOpenAIが、最新のAIモデル「GPT-4o(オー)」を発表しました。これまでのGPT-4と比較すると、画像認識力が飛躍的に向上しています。
たとえば、こちらの弊社取締役 佐々木ゴウの画像をChatGPTに読み込ませ「『会議室で記者会見中に、出席者の集中力を乱そうと目の前でカレーを作る男』を作ってください」と指示を出すと、その人の特徴を捉えて指示通りの画像が生成されました。
また、画像から文字を認識する機能もレベルアップしています。例えば、次の画像をもとに「画像からわかることを教えてください。」と入力したところ、以下のような答えが返ってきました。
このように画像に記載されていることだけでなく、画像から得られた情報をもとに情報を整理・分析し、どのようなことがわかったかまで伝えてくれます。
GPT-4o により画像認識の精度が飛躍的に向上し、利用者が求めている画像を生成したり、必要な情報を抽出したりできるようになりました。進化する
生成AI に今後も目が離せません。
経営層の関与がコンテンツマーケティング成功の鍵
KPI設定よりも重要なこととは?
生成AIの登場により、効率的なコンテンツマーケティングが可能になりました。コンテンツマーケティングでは、自社の所有するWebサイト(オウンドメディア)やブログを通じて有益な情報を発信し集客します。このコンテンツマーケティングを成功させるには、「経営層がオウンドメディアの運営に関与すること」がとても重要です。株式会社WACULの調査によると、オウンドメディアが売上につながった企業の半数以上が、経営陣がオウンドメディアの立ち上げを主導したり、経営陣自ら記事執筆を行っていたりしていると回答しました。一方で、まだ売上につながっていない企業の6割が、オウンドメディア運営に経営陣が
関わっていないことがわかっています。経営者が関わることでビジョンや戦略が明確になり、一貫性のあるコンテンツが提供しやすくなります。また、経営層の関与によりオウンドメディアの運営が短期的なKPIに縛られることがなくなり、長期的な視点で施策を実施できるのも大きなメリットです。KPIに縛られないことで、クリエイティブな発想や柔軟な運営が可能となり、読者に対して新しい価値の提供ができます。多くの企業は、コンテンツマーケティングにおいて「KPIを設定するべきだ」と考えますが、成功するために必須とは限りません。実際に、業務アプリ「kintone」を提供するサイボウズ株式会社などでも、KPIを設定せずに成果を上げています。
コンテンツマーケティングは、効果が見られるまでに比較的時間がかかる施策です。だからこそ、成功させるには経営層の積極的な関与が鍵となります。
コンテンツ制作サービス導入実績
株式会社レント様
PXCでは、産業車両や産業機械などのレンタル業を展開する株式会社レント様のオウンドメディアのコンテンツ制作と、マーケティング施策に参加させていただくことになりました。同社ではこの度新たにオウンドメディアを開設し、コンテンツマーケティングを本格化していきます。PXCは、新規オウンドメディアの立ち上げから、AMAIZIN(AIによるSEO記事作成サービス)を活用したコンテンツ制作、CV改善、集客チャネルの拡大と約1年かけて同社の集客をサポートする計画です。オウンドメディアを運用することで、自社からアプローチしなくても見込み顧客から問い合わせが来る集客方法を確立し、中長期的な業績拡大を目指します。
\UTSUSUに関するご質問・ご相談/