【シリーズ】日本の〇〇業界人:日本のウェディング業界 ~時代と共に変わりゆく結婚式のかたち~

(Interviewer:PXC株式会社 UTSUSU編集長 田村 典子) 

Interviewee:

ワタベウェディング株式会社 代表取締役 宮瀬 昌行 氏

 

―本日は、シリーズ「日本の〇〇業界人」の記念すべき第一回目として、ウェディング業界人でいらっしゃる、ワタベウェディングの宮瀬代表に最近の日本のウェディング事情についてお話をお聞きしたいと思います。

(宮瀬 氏)よろしくお願いします。

 

ワタベウェディング創業のきっかけ

 

―ウェディング業界というのは、日本でも割と昔からある業界ですよね。

(宮瀬 氏)そうですね、「結婚式」という文化があることから、日本でも古くから事業として存在している業界ですね。

―ワタベウェディングさんは、創業して何年になるのでしょうか?

(宮瀬 氏)創業は今年72年目の年になります。

―創業当時は、どのようなサービス形態だったのでしょうか?

(宮瀬 氏)ワタベウェディングの創業当時の事業は、いわゆる「貸し衣裳業」なんです。京都の少し裕福な家庭に育った一代目の社長が、自分の婚礼衣裳を近所の人に無償でお貸ししたところ、それが大変喜ばれたので「これは必要とされる事業になるのではないか?」と考えて、そこから婚礼衣裳を仕入れて・貸し出す、というかたちの事業として展開していきました。

―そうなんですね。それじゃあ創業当時は「式を挙げる」という事業ではなく、衣裳を貸し出す事業だったのですね。

(宮瀬 氏)そうです、婚礼用の貸し衣裳業ですね。

―創業時に今のような洋風な結婚式もありましたか?

(宮瀬 氏)当然ごく一部ではウェディングドレスを着られる方もいらっしゃったとは思いますが、それでも当時は和式が主流でしたので、貸衣裳の殆どが和装でしたね。

―なるほど。ちなみに、わたしが今回このシリーズインタビューのタイトルに、“日本の”と付けたことには理由がありまして。昨今インターネットやSNSの普及によって、半世紀以前と比較すると、世界の人々の知識レベルや生活水準は平均化の傾向を辿っているように感じる一方で、それでも国によって全く異なる「文化」や「慣習」が在りますよね。情報社会によって、一見、世界的な基準値やルールが出来たように見えても、やはりそこには各国特有の事情があると云いますか。そういう視点で見たときに、“日本の”各業界は今どういった状況にあるのかについて、各業界の方々に直接お聞きすれば、興味深いお話をお伺い出来るのではないかと思いまして。特に「結婚式」は国によって、その重要性や様式が、かなり異なると感じていまして。

(宮瀬 氏)結婚式は基本的に宗教に絡んでいますからね。

―そうですよね。そこで今回、日本のウェディング業界人として、ワタベウェディングの宮瀬代表に是非お聞きしたいのが、最近の日本の結婚式の傾向についてです。

 

結婚式のトレンドがコロナ以降、更に多様化

 

(宮瀬 氏)そもそも日本は人口が減っていることもあって市場は年々縮小傾向にあります。婚姻数はコロナ前で60万組ぐらいでしたが、コロナ以降は急激に減って48万組ぐらいになっています。毎年3~5%減っていっていて、それがコロナ以降の3年間で一気に20%減ってしまいました。

―そうなんですね。

(宮瀬 氏)市場としてはかなりダウントレンドではあるのですが、その中でもコロナの影響で傾向が変わってきていて、結婚式の少人数化は、そもそもコロナ以前からトレンドだったのですが、そのトレンドがコロナ以降、更に多様化した感じです。

―様々な結婚式の形式が出来てきたということですね。例えばどのようなものがありますか?

(宮瀬 氏)その特徴的な形式が「フォト結婚式」ですね。私たちは「フォト婚*1」と呼んでいます。

―「フォト婚」

(宮瀬 氏)はい。婚礼衣裳を着て、写真を撮って、それで完結するという形式です。コロナで人が集まれなかったこともあって、その時期に結婚したカップルは、その結婚の思い出を残したいとか、当然、女性はウェディングドレスを着たいとかいう希望があって。そういう必要最小限の結婚式が「フォト結婚式」というかたちで生まれたわけですね。いたってシンプルですが、婚礼衣裳をお貸しして、好きな場所でプロのカメラマンが撮影するというサービスです。殆どの方はフォトスタジオやチャペルで撮影されますが、それ以外にも東京駅周辺とか、街中や四季折々の風景の観光スポットなど、色々なロケーションで撮影するカップルも多いです。最近、特に撮影した写真をInstagram等のSNSにUPする方が多いので、皆さん所謂インスタ映えする写真を求めるわけですね。

*1「フォト婚」:チャペルフォト

*1「フォト婚」:スタジオフォト

―そうですか。正直、普通にチャペルでも十分映えると思いますけどねw

(宮瀬 氏)そうですね。外で撮るサービスは「ロケーションフォト*2」というんですけど、こういう場所での撮影が増えてきていますね。

―ロケーションフォトですか。

*2「フォト婚」:ロケーションフォト

(宮瀬 氏)最近の一番人気は、丸の内のナイトロケーションのフォト*3です。

*3「フォト婚」:丸の内ナイトロケーションフォト

―「フォト婚」以外にも、最近トレンドの結婚式はありますか?

結婚式は新郎・新婦の「お披露目」の場から「感謝」を伝える場へ

(宮瀬 氏)それで云うと結婚式の内容自体が変わってきていますね。先ず殆どの方が仲人は立てませんね。ご結婚されるお二人がお世話になられた親族とか、お友達とか、職場の仲間たちにお礼を言うための会という意味合いが、以前よりも強くなっています。ですので、最近の結婚式では、先ず新郎・新婦から列席者にお礼の言葉を述べるところから始まるという演出に変わってきています。結婚式自体が、お世話になった方々へお礼の品を差し上げる場とか、おもてなしの場として明らかに変化してきています。勿論、以前の結婚式でも、列席者にお礼の言葉を述べるような場面はありましたが、最近では、それが最初から最後まで感謝を伝えるような場になっています。

―なるほど。それで云うと、ひと昔前はレストランウェディングなんかが流行っていましたが、フォト婚のような写真を撮るだけではないパターンの結婚式で言うと、最近人気の結婚式場にはどのようなトレンドが見られますか?

(宮瀬 氏)トレンド的にはやっぱり小規模ニーズになっているので、基本小スペースですよね。50人ぐらいの披露宴会場が一番人気です。交通の便の良いアクセスの良い会場も人気ですね。

―確かに、年配の方でしたらお着物を着られる方もいますしね。雨だとかなり大変ですもんね。

(宮瀬 氏)最近は、この会場選びという点でも新郎・新婦からゲストへの気遣いみたいなものが反映されているように思いますね。

―ひと昔前みたいに、新郎・新婦が、“わたしたち結婚したのでお祝いしてください!”みたいなものでは無くて、先ほどご紹介いただいた「フォト婚」もそうですが、基本はお二人がお世話になった方々にきちんとご報告するという意味合いであったり、これからもよろしくお願いしますというようなご挨拶の場という意味合いであったりするわけですね。

(宮瀬 氏)感謝の気持ちを伝えるというトレンドの結婚式として、もうひとつ最近の特徴として見られるのは、親族と会社関係と友人等、それぞれの対象によって分けて、小さい規模で数回に分けて結婚式をするんですよ。

―それもある意味、列席者のストレスにならないようにという新郎・新婦の配慮なんですかね。やっぱり全然知らない方がいたりするとリラックスしにくい雰囲気はありますもんね。

(宮瀬 氏)最近の結婚式の出席頻度について調査した結果ですと、そんな風に分けて結婚式をやるトレンドなので、結果、結婚式に出席する頻度が増えているようです。

―面白いですね。ちなみに最近若い子たちの中で昭和レトロみたいな文化が好まれていますけど、例えば、むかし結婚式で流行った「ゴンドラ」とか「ドライアイス」とか、昭和の結婚式の演出みたいなものをやりたい、といったような風潮はありますか?

(宮瀬 氏)あまり無いですね。基本、結婚式の形として新郎・新婦たちが目立つような方向にはいっていないです。

―なるほど。昔の結婚式のイメージというと、完全に新郎・新婦のお2人が主役で、とにかく主役が目立つ為の演出が多かった印象ですけど、そういうトレンドはあまり無いんですね。

(宮瀬 氏)そうですね。そもそも結婚式自体がコロナの影響もあって、かなり縮小傾向になっていますけど、多様化しながら新しいかたちの結婚式も生まれていますね。それでも、やっぱり結婚式を挙げる母数は全体的に少なくなってきているので、そうなると結婚式に接する人もどんどん減ってきてしまって、結婚式に対する印象自体が世の中的に薄れていっているってことはあるんですよね。昔は、友達の結婚式に呼ばれたり、親族の結婚式に呼ばれたりして、そこで「やっぱり結婚式って良いな」という印象を受けて、「自分もやりたいな」と思うわけで。結婚式に参加することで結婚式の良さが参列者の印象に刻まれるんですよね。勿論、結婚式はお金のかかることではあるんですが、やっぱり一生に一回の思い出だからお金を使ってでもやろうと思う、でも結婚式自体にあまりに接する機会が無いと、そういった感覚もないままで、結婚の行為として別に結婚式をしてもしなくても良いと思うし、結婚式にお金を使うんだったら他のことにお金を使った方が良いという考え方になってくる。当然、人それぞれ自由な選択肢ではあるけれども、我々ウェディング業界としては、世の中に結婚式の素敵さや式を挙げることの良さを発信していかなければいけないと思っています。

―そうですね。業界によって危機的状況のレベルは違うにせよ、概ね日本のどの業界も「あと20年経ったら、うちの会社の売り上げはこんなに下がっちゃいます。」という話を最近よく聞くようになっていますね。だから、どの企業さんも高単価な製品を売っていかなければ、売り上げを維持できないということで、付加価値の高い製品を必死に開発して、その価値を一生懸命訴求していますよね。

ホスピタリティ事業という可能性

(宮瀬 氏)そうですね。一方で日本では人件費もかなり上がっていますから、やっぱりサービス業が主体のウェディング業界では、事業展開を広げていかなければならない状況と考えています。自分たちの会社の仕事は、これまでは「結婚式」と言っていたわけですけど、もう、これからは「結婚式」じゃなくて、例えばですが「ホスピタリティ事業」をやる会社ですという風に、自分たちのコアコンピタンスを武器にして新しいことをやっていかないと企業として生き残れない。

(宮瀬 氏)たとえば「感謝の会」をやりたいという方もいらっしゃいます。

―中小企業の社長さんとかですかね。

(宮瀬 氏)そうですね。

―お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えるといっても、皆、歳を重ねるとなかなかお会いすること自体が難しくなりますから、お会いできるうちお会いしておきましょうという趣旨ですよね。

(宮瀬 氏)その「感謝の会」を催すホスピタリティ事業の可能性は有ると思っているんですけどね、これがなかなか難しいんですよ。要するに、結婚式の時には新郎・新婦がとても近い関係性にあるんですけど、いざ結婚してしまうと、結婚当時ほど二人の距離が近く無くなってしまうんですよね。

―あ、その「感謝の会」というものは、宮瀬さんの中では夫婦で実施する前提なんですね?私は、正直その「感謝の会」は、夫婦二人でやる必要がないものだと思っていましたw。

コンセプトとして良いなと思ったのは、仕事上でお世話になった方々に改めてご挨拶する場ってなかなか無いので、中小企業の社長さんとか、個人事業の方とかが、引退前にそういった「感謝の会」をされるというのは、呼ぶ側も呼ばれる側にとっても、人生の節目としてとても良いセレモニーになるのではないかと思いました。

(宮瀬 氏)その前提も勿論ありですね。でも、実際そういうことをやりたいと思っていても自発的にやろうと思う方は少ないので、きちんとサービス化して営業していく必要はありますね。

―そういうセレモニーがあるのは、とても良いことだと思いますけどね。人との縁は貴重な財産だと思いますし、またそういった場で新しい縁が生まれたりもするのでしょうし。本当に良いサービスだと思いますけどね。

(宮瀬 氏)「ライフタイムバリュー」ですよね。人の生涯に寄り添っていくというビジネス。

―人生の節目のセレモニーですね。

(宮瀬 氏)それと、他に可能性として考えているのが、今後、日本で結婚しない人が多いのであれば、そういう人たちを対象にしたホスピタリティサービスもあるのではないかと。

所謂「お一人様ビジネス」ですね。一人でいることが好きな人はいますけど、でもやっぱり人と関わりたいという人間の本質みたいなものがあると思うんですよね。なので婚姻をしないという意味で一人の人生の中でも、人との繋がりをつくれるような場を提供できないかと。

―コミュニティの場ですね。

(宮瀬 氏)そうですね。Facebookでもそういう趣味でつながったコミュニティのchannelが沢山ありますよね。そういったSNS上でのコミュニティのリアル版とでも云うものですかね。人が集まるコミュニティって、実際、共通項が有ることがもの凄く重要なんですよね。

例えば、星を見る会とか、キャンプをする会とか、推し活でも何でも良いのですが。我々は、ホスピタリティのプロとして、お一人さまでも楽しめるようなことを考えてあげて、共通の趣味や嗜好を持つ人たちとコミュニケーションの場としてサービスを活用して貰う。実際、この線の事業では、然程、企業としての大きな収益にはならないかも知れないけれど、我々に出来ることを考えていければ、喜んでもらえるようなサービスが出来るかも知れないなと思ったりしています。

―選ばれるサービスであることと、企業としての収益性との両立が課題ですね。 

サービスに対する対価をきちんと頂くということ

(宮瀬 氏)そうですね。特に人が動くことでなり立つサービス業で利益を出すのは本当に大変です。

―飲食業の方も、それは良くおっしゃいますよね。

(宮瀬 氏)日本の文化として、接客は半ば無償みたいな風潮が未だにありますからね。

―欧米はチップの文化がありますからね。

(宮瀬 氏)そう、今は最低でもチップ15%とかですからね。日本でも少し立派なレストランとか大手ホテルとかはちゃんとサービス料を取ってやってはいるけれども、殆どの小さな飲食店とか、私たちみたいな結婚式のサービスを生業とする会社もサービス料金を取ってはいないですし。

―そうですね。

(宮瀬 氏)実は、わたしが2023年にワタベウェディングの代表取締役に就任して7~8ケ月経ちましたが、ようやく昨年の6月末から「プロデュース料」という費目で接客やオーダーに対するアレンジの対価として10%いただくようになりました。もともと近年ウェディング業界としても、サービスに対する対価をきちんと頂こうという傾向にはあって、これをようやく弊社も始めたことで、日本の大手リゾートウェディングでは一番手と二番手企業が取り組みはじめたという状態になるので、少しずつ世の中的にもご理解を頂ける土壌は作れていけるかなと思っています。

―ちゃんとお支払いをして頂いて、きちんと依頼をお引き受けするというのは、当然のことですよね。

(宮瀬 氏)そうですね。サービスはお金がかかるものだし、逆にサービスを提供している側も、ちゃんと相応のお金を頂いて良いものなんだという考えに変わっていかないといけない。色々な側面でどんどん変化をしていって、そうして変化していける企業が生き残っていけるのだと思いますので。

―企業の変化という点で、今、M&Aが物凄く増えていると、先日、弁護士事務所の方にお聞きしましたね。

 

業も業界も変化していくことでしか生き残れない時代

 

(宮瀬 氏)そうですね。とにかくM&Aは今、凄く頻繁に行われていますよね。日本の一番大きな自動車産業のTOYOTAさんですら色々なところと提携されて、そして車自体を売るのではなくて、「移動手段」というサービスを提供したりとか、自社には無い機能であるけれども、自社の強みに近いものを取り込んだりされている。でも、そうしていかないと結局生き残っていけないわけですからね。

―そうですね、だから大小問わず企業のTOPや幹部の方たちは、とにかくいろんな業種とか業態の人と話をして、一見自社の商品やサービスとは全く明後日のものだったり、関係なさそうな事柄の中に、共通項や協業の可能性を見出して、そういったコミュニケーションの中から新しいサービスを生み出したりしていますよね。

(宮瀬 氏)そうそう、それって凄く大事なことですよね。日本のウェディング業界は、これまで割と競合と競い合ってばかりいて、殆ど協業していなかったんですよね。

―なるほど。

(宮瀬 氏)でも、ここ本当にちょっと前ぐらいからですかね、コロナがあったからだと思いますが、ウェディング業界でも互いに足りないものは補完し合いながら、協業をして業界自体を盛り上げていこうという動きになり始めています。今、業界内でどこかの企業が潰れてしまうと、残存者利益は得られるのかもしれないけど、その業界そのものが縮小していく速度も急激に早まりますからね。

―そうかもしれませんね。

(宮瀬 氏)それというのは、恐らく「人の心理」的な要因もあると思うんですよ。業界でそれなりのポジションの会社が潰れてしまうと、そのニュースが出回った時に、なんとなく人の心の中で「そういう時代じゃないのかな…」っていう感覚が生まれてきちゃうんですよね。

―だからやっぱり業界の大手企業さんは、頑張って生き残らないとなんですよね。業界を牽引しているということは、そこが無くなってしまえば、もうその業界と云うか文化そのものが無くなってしまうということに近しいわけですもんね。

(宮瀬 氏)そうですよね。これから、どのような時代になっていくかは分からないですが、わたしたちが長い社史の中で培った強みをきちんと活かしつつ、変化を恐れることなく新たな分野にも果敢にチャレンジし、何よりもワタベウェディングとして、生活者の人生に寄り添い、出来る限り多くの人々に喜ばれるサービスを提供していく、そんな企業で有り続けたいと思います。

―本日は多くの貴重なお話をお聞かせ頂き有難うございました。

【ワタベウェディング コーポレートサイト】 


https://www.watabe-wedding.co.jp/company/


【ワタベウェディング サービスサイト】 

https://www.watabe-wedding.co.jp

  

ワタベウェディング株式会社

本社:〒602-8602  京都市上京区烏丸通丸太町上る春日町427-3
東京オフィス:〒107-0052 東京都港区赤坂4-9-17赤坂第一ビル7階
主な事業内容:
【1】海外挙式サービス事業及び挙式参加者を対象とした旅行事業
【2】挙式施設運営などの国内挙式サービス事業
【3】ウェディングドレスなどの製造販売事業
【4】婚礼関連衣裳、成人式、各種パーティなどのフォーマル衣裳のレンタル事業
【5】衣裳に美容・着付・写真撮影をセットした衣裳と写真の総合サービス事業
【6】国内での結婚式場相談、結婚式のプロデュースや披露宴の企画演出、家具、寝具から宝石貴金属等婚礼用品の斡旋などの挙式関連サービス事業

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